Bug #4157
closed
Added by metanest (Makoto Kishimoto) about 14 years ago.
Updated almost 7 years ago.
Description
=begin
amd64 FreeBSD8 でも #4121 が起きることがあるのですが、
while で $ while make test-all TESTS="test_pty.rb" ; do : ; done のように実行していると、他の Failure がたまに起きます。
以下のように、どれも、期待した文字列の代わりに nil が返っています。
-
Failure:
test_argv0(TestPTY) [/export/home/ksmakoto/ruby-git/test/test_pty.rb:45]:
<"bar\r\n"> expected but was
.
-
Failure:
test_commandline(TestPTY) [/export/home/ksmakoto/ruby-git/test/test_pty.rb:36]:
<"foo\r\n"> expected but was
.
-
Failure:
test_spawn_with_block(TestPTY) [/export/home/ksmakoto/ruby-git/test/test_pty.rb:26]:
<"b\r\n"> expected but was
.
-
Failure:
test_spawn_without_block(TestPTY) [/export/home/ksmakoto/ruby-git/test/test_pty.rb:19]:
<"a\r\n"> expected but was
.
=end
=begin
%ruby で CPU 数が影響してるのかも、とコメントをいただいたので、cpuset -l 0 で実行して
みたところ、#4121 が確実に起きるようになり、(test_getpty_nonexistent をコメントアウトして
実行すると)逆にこの報告の Failure は出なくなりました。4 コアマシンです。
=end
=begin
手元でビルド可能な最古の trunk の r21509 でも起きました。
=end
- Status changed from Open to Assigned
- Assignee set to metanest (Makoto Kishimoto)
trunk の r32231 で再現できませんでした
- Status changed from Assigned to Closed
- Assignee changed from metanest (Makoto Kishimoto) to naruse (Yui NARUSE)
- Target version set to 1.9.3
ありがとうございます。修正済み扱いで閉じますので、再現したらご連絡をお願いします。
すいません。かなり頻度は低くなっているようなのですが、while make test-all TESTS="test_pty.rb" ; do : ; done をしばらく(100回ほどやってみると最長で3分ほど)動かしてみるとやはり trunk(r32037)でも起きました
ステータスそのままでいいと思いますが、一応報告します
- Status changed from Closed to Assigned
- Assignee changed from naruse (Yui NARUSE) to metanest (Makoto Kishimoto)
いやいや、再現するならreopenしましょうよ。closeされたチケットを追っかけてくれる人が
この世にいるだろうか(反語)
というわけで Kishimotoさんアサインでリザレクトします。
がさごそやっていてちょっと気になったのですが、
PTY.getpty の rdoc には、疑似端末のマスターデバイスにつながった r と w
のオブジェクトが IO と書かれていますが、コードのほうは File を生成して
います。
きしもとです
PTY についてですが、さらにいくつか気になったので、中間まとめを作ります。
・(るりま)1.9.2 で protect_signal が削除されたことに対応していない
・(るりま)1.9.2 (?) で SIGCHLD の捕捉をおこなわなくなったことに
対応していない
・PTY.check を第二引数 raise=true で実行すると、子プロセスが実行中でも
PTY::ChildExited が発生する(これは別件でバグ?)
「テストがたまに fail」の原因は、ktrace してみると read の時点で読めて
ない、ということ以外、皆目掴めないのですが、PTY.open と Kernel#spawn
を組み合わせて同じことをやった場合は問題が出ないようですし、Kernel#spawn
の新しい機能を使えば PTY#getpty(PTY#spawn)と同じことは PTY.open と
組み合わせて簡単にできるので、PTY#getpty は deprecated として、
2.0(か 1.9.5 ?)で削除してしまう、ことを提案します。
- ruby -v changed from ruby 1.9.3dev (2010-12-14 trunk 30206) [x86_64-freebsd8.2] to -
2011年10月12日9:03 KISHIMOTO, Makoto ksmakoto@dd.iij4u.or.jp:
「テストがたまに fail」の原因は、ktrace してみると read の時点で読めて
ない、ということ以外、皆目掴めないのですが、PTY.open と Kernel#spawn
を組み合わせて同じことをやった場合は問題が出ないようですし、Kernel#spawn
の新しい機能を使えば PTY#getpty(PTY#spawn)と同じことは PTY.open と
組み合わせて簡単にできるので、PTY#getpty は deprecated として、
2.0(か 1.9.5 ?)で削除してしまう、ことを提案します。
同じことができるというのは事実誤認です。
少なくとも PTY.open と spawn には制御端末を設定する機能がありません。¶
[田中 哲][たなか あきら][Tanaka Akira]
きしもとです
同じことができるというのは事実誤認です。
少なくとも PTY.open と spawn には制御端末を設定する機能がありません。
わかりました。deprecated 以降についての提案は一旦ひっこめます。
あと、るりまの記述を確認していったところ、確認しきれなかったので、
どなたかわかるかたに質問したいのですが、
子プロセスの状態を監視するために SIGCHLD シグナルを捕捉します。
この記述が正しいのはいつ頃まででしょうか?
子プロセスが終了したり停止した場合には、例外 PTY::ChildExited が発生します。
ブロック付きの場合、1.8 と 1.9.1 r33056 では発生しますが、1.9.2 r32926 では
発生しません。ブロックなしの場合、1.9.1 でも発生しません。
この間、すべての SIGCHLD が PTY モジュールのシグナルハンドラに捕捉されるので、
サブプロセスを生成する他のメソッド(Kernel.#system や IO.popenなど)を使うと、
予期しない例外が発生することがあります。
1.8 でも確認できませんでした。
protect_signal が obsolete となったのは r1666 という非常に古いリビジョン
のようなので、もしかしてだいぶ古いことでしょうか?
- Target version changed from 1.9.3 to 2.6
- Target version deleted (
2.6)
- Status changed from Assigned to Closed
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