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Bug #4157

closed

test_pty で、たまに出る Failure

Added by metanest (Makoto Kishimoto) about 14 years ago. Updated almost 7 years ago.

Status:
Closed
Target version:
-
[ruby-dev:42758]

Description

=begin
amd64 FreeBSD8 でも #4121 が起きることがあるのですが、
while で $ while make test-all TESTS="test_pty.rb" ; do : ; done のように実行していると、他の Failure がたまに起きます。
以下のように、どれも、期待した文字列の代わりに nil が返っています。

  1. Failure:
    test_argv0(TestPTY) [/export/home/ksmakoto/ruby-git/test/test_pty.rb:45]:
    <"bar\r\n"> expected but was
    .

  2. Failure:
    test_commandline(TestPTY) [/export/home/ksmakoto/ruby-git/test/test_pty.rb:36]:
    <"foo\r\n"> expected but was
    .

  3. Failure:
    test_spawn_with_block(TestPTY) [/export/home/ksmakoto/ruby-git/test/test_pty.rb:26]:
    <"b\r\n"> expected but was
    .

  4. Failure:
    test_spawn_without_block(TestPTY) [/export/home/ksmakoto/ruby-git/test/test_pty.rb:19]:
    <"a\r\n"> expected but was
    .
    =end


Related issues 1 (0 open1 closed)

Related to Ruby master - Bug #4121: test_getpty_nonexistentで止まることがあるClosedkosaki (Motohiro KOSAKI)12/06/2010Actions
Actions #1

Updated by metanest (Makoto Kishimoto) about 14 years ago

=begin
%ruby で CPU 数が影響してるのかも、とコメントをいただいたので、cpuset -l 0 で実行して
みたところ、#4121 が確実に起きるようになり、(test_getpty_nonexistent をコメントアウトして
実行すると)逆にこの報告の Failure は出なくなりました。4 コアマシンです。
=end

Actions #2

Updated by metanest (Makoto Kishimoto) about 14 years ago

=begin
手元でビルド可能な最古の trunk の r21509 でも起きました。
=end

Updated by naruse (Yui NARUSE) over 13 years ago

  • Status changed from Open to Assigned
  • Assignee set to metanest (Makoto Kishimoto)

もうこれ再現しないと思うんですがいかがでしょうが

Updated by metanest (Makoto Kishimoto) over 13 years ago

trunk の r32231 で再現できませんでした

Updated by nahi (Hiroshi Nakamura) over 13 years ago

  • Status changed from Assigned to Closed
  • Assignee changed from metanest (Makoto Kishimoto) to naruse (Yui NARUSE)
  • Target version set to 1.9.3

ありがとうございます。修正済み扱いで閉じますので、再現したらご連絡をお願いします。

Updated by metanest (Makoto Kishimoto) over 13 years ago

すいません。かなり頻度は低くなっているようなのですが、while make test-all TESTS="test_pty.rb" ; do : ; done をしばらく(100回ほどやってみると最長で3分ほど)動かしてみるとやはり trunk(r32037)でも起きました
ステータスそのままでいいと思いますが、一応報告します

Updated by kosaki (Motohiro KOSAKI) over 13 years ago

  • Status changed from Closed to Assigned
  • Assignee changed from naruse (Yui NARUSE) to metanest (Makoto Kishimoto)

いやいや、再現するならreopenしましょうよ。closeされたチケットを追っかけてくれる人が
この世にいるだろうか(反語)
というわけで Kishimotoさんアサインでリザレクトします。

Updated by metanest (Makoto Kishimoto) about 13 years ago

がさごそやっていてちょっと気になったのですが、

PTY.getpty の rdoc には、疑似端末のマスターデバイスにつながった r と w
のオブジェクトが IO と書かれていますが、コードのほうは File を生成して
います。

Updated by metanest (Makoto Kishimoto) about 13 years ago

きしもとです

PTY についてですが、さらにいくつか気になったので、中間まとめを作ります。

・(るりま)1.9.2 で protect_signal が削除されたことに対応していない
・(るりま)1.9.2 (?) で SIGCHLD の捕捉をおこなわなくなったことに
 対応していない
・PTY.check を第二引数 raise=true で実行すると、子プロセスが実行中でも
 PTY::ChildExited が発生する(これは別件でバグ?)

「テストがたまに fail」の原因は、ktrace してみると read の時点で読めて
ない、ということ以外、皆目掴めないのですが、PTY.open と Kernel#spawn
を組み合わせて同じことをやった場合は問題が出ないようですし、Kernel#spawn
の新しい機能を使えば PTY#getpty(PTY#spawn)と同じことは PTY.open と
組み合わせて簡単にできるので、PTY#getpty は deprecated として、
2.0(か 1.9.5 ?)で削除してしまう、ことを提案します。

Updated by akr (Akira Tanaka) about 13 years ago

  • ruby -v changed from ruby 1.9.3dev (2010-12-14 trunk 30206) [x86_64-freebsd8.2] to -

2011年10月12日9:03 KISHIMOTO, Makoto :

「テストがたまに fail」の原因は、ktrace してみると read の時点で読めて
ない、ということ以外、皆目掴めないのですが、PTY.open と Kernel#spawn
を組み合わせて同じことをやった場合は問題が出ないようですし、Kernel#spawn
の新しい機能を使えば PTY#getpty(PTY#spawn)と同じことは PTY.open と
組み合わせて簡単にできるので、PTY#getpty は deprecated として、
2.0(か 1.9.5 ?)で削除してしまう、ことを提案します。

同じことができるというのは事実誤認です。

少なくとも PTY.open と spawn には制御端末を設定する機能がありません。

[田中 哲][たなか あきら][Tanaka Akira]

Updated by metanest (Makoto Kishimoto) about 13 years ago

きしもとです

同じことができるというのは事実誤認です。

少なくとも PTY.open と spawn には制御端末を設定する機能がありません。

わかりました。deprecated 以降についての提案は一旦ひっこめます。

あと、るりまの記述を確認していったところ、確認しきれなかったので、
どなたかわかるかたに質問したいのですが、

子プロセスの状態を監視するために SIGCHLD シグナルを捕捉します。
この記述が正しいのはいつ頃まででしょうか?

子プロセスが終了したり停止した場合には、例外 PTY::ChildExited が発生します。
ブロック付きの場合、1.8 と 1.9.1 r33056 では発生しますが、1.9.2 r32926 では
発生しません。ブロックなしの場合、1.9.1 でも発生しません。

この間、すべての SIGCHLD が PTY モジュールのシグナルハンドラに捕捉されるので、
サブプロセスを生成する他のメソッド(Kernel.#system や IO.popenなど)を使うと、
予期しない例外が発生することがあります。
1.8 でも確認できませんでした。
protect_signal が obsolete となったのは r1666 という非常に古いリビジョン
のようなので、もしかしてだいぶ古いことでしょうか?

Actions #12

Updated by naruse (Yui NARUSE) almost 12 years ago

  • Target version changed from 1.9.3 to 2.6
Actions #13

Updated by naruse (Yui NARUSE) about 7 years ago

  • Target version deleted (2.6)

Updated by mame (Yusuke Endoh) almost 7 years ago

  • Status changed from Assigned to Closed

rubyci の FreeBSD のログを手動で少しだけ見てみましたが、再現は見当たりませんでした。

http://rubyci.s3.amazonaws.com/freebsd11zfs/ruby-trunk/summary.html

岸本さんのところでも再現環境がすぐに用意できなくなっていると聞いたので、
とりあえず close しときたいと思います。

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