Bug #2291
closed
Net::FTPでソケットをオープンする前にbinary=を呼び出すと落ちる
Added by matsuda (Akira Matsuda) about 15 years ago.
Updated over 13 years ago.
ruby -v:
ruby 1.9.2dev (2009-09-29 trunk 25153) [i386-darwin9.8.0]
[ruby-dev:39548]
Description
=begin
% cat ftp_binary.rb
require 'net/ftp'
f = Net::FTP.new
f.binary = true
% ruby ftp_binary.rb
/Users/matsuda/ruby_trunk/lib/ruby/1.9.1/net/ftp.rb:224:in putline': undefined method
write' for nil:NilClass (NoMethodError)
from /Users/matsuda/ruby_trunk/lib/ruby/1.9.1/net/ftp.rb:291:in block in voidcmd' from /Users/matsuda/ruby_trunk/lib/ruby/1.9.1/monitor.rb:190:in
mon_synchronize'
from /Users/matsuda/ruby_trunk/lib/ruby/1.9.1/net/ftp.rb:290:in voidcmd' from /Users/matsuda/ruby_trunk/lib/ruby/1.9.1/net/ftp.rb:146:in
binary='
from ftp_binary.rb:3:in `'
=end
- Status changed from Open to Assigned
- Assignee set to shugo (Shugo Maeda)
=begin
diff --git a/lib/net/ftp.rb b/lib/net/ftp.rb
index 52bd375..239bd3c 100644
--- a/lib/net/ftp.rb
+++ b/lib/net/ftp.rb
@@ -132,6 +132,7 @@ module Net
@passive = false
@debug_mode = false
@resume = false
@@ -143,7 +144,7 @@ module Net
def binary=(newmode)
if newmode != @binary
@binary = newmode
こんな感じですかね
=end
- Status changed from Assigned to Closed
- % Done changed from 0 to 100
=begin
This issue was solved with changeset r25518.
Akira, thank you for reporting this issue.
Your contribution to Ruby is greatly appreciated.
May Ruby be with you.
=end
- Status changed from Closed to Assigned
=begin
この修正で問題ないとしたら、ちょっとAPIが変だと思うので、もうちょっと考えさせてください。
一応commit前に自分に確認してもらえるとうれしいです。¶
=end
=begin
前田です。
2009年10月27日23:55 Shugo Maeda redmine@ruby-lang.org:
この修正で問題ないとしたら、ちょっとAPIが変だと思うので、もうちょっと考えさせてください。
やっぱりこの修正だと、ftp.connect前にftp.binary = trueとすると、その後にloginやgetbinaryfile
などでbinary modeにセットしようとしてもTYPEコマンドが発行されなくなってしまうようです。
Net::FTP#binary=は、新しいモードが現在と同じだとTYPEコマンドを発行しないため。¶
(1) connect前にftp.binary = trueとしたことを覚えておいて、ftp.connect時にTYPEコマンドを
発行するようにする。
(2) connect前にftp.binary=実行した場合は、潔く(?)例外を挙げる。
といった対応が考えられますが、特にconnect前にNet::FTP#binary=を使いたい理由があるでしょうか。
なければ(2)の方がシンプルなので、(2)にしたいのですが。
--
Shugo Maeda
=end
=begin
あぁ、仰るとおりです。
(1) connect前にftp.binary = trueとしたことを覚えておいて、ftp.connect時にTYPEコマンドを
発行するようにする。
こちらだったら以下のような感じですかね。
diff --git a/lib/net/ftp.rb b/lib/net/ftp.rb
index 239bd3c..351e624 100644
--- a/lib/net/ftp.rb
+++ b/lib/net/ftp.rb
@@ -128,7 +128,7 @@ module Net
#
def initialize(host = nil, user = nil, passwd = nil, acct = nil)
super()
@@ -194,6 +194,7 @@ module Net
@sock = open_socket(host, port)
voidresp
end
=end
=begin
前田です。
2009年10月28日0:48 Yui NARUSE redmine@ruby-lang.org:
(1) connect前にftp.binary = trueとしたことを覚えておいて、ftp.connect時にTYPEコマンドを
発行するようにする。
こちらだったら以下のような感じですかね。
よく考えたらlogin後でないとTYPEコマンドを発行できないですね。
また、現状では、Net::FTP#loginでbinary = trueにしているので、login前に
値を設定しても意味がありません。
このあたりは1.8と挙動が違うのですが、意図としてはデフォルトをbinary mode
にしたいということです。
1.9でNet::FTP#binary=がTYPEコマンドを発行するようになったのは、
getbinaryfileなどの呼び出しのたびにTYPEコマンドが発行されるのを
避けるためです。
この影響で、binary=の設定がlogin後でないとできなくなったので、loginメソッド
の中でself.binary = trueとするように修正されました。
そもそも元のNet::FTP#binary=自体が自分が書いたコードじゃない気がするので¶
経緯をはっきり覚えてないんですが。¶
(1)の方針で行くなら、FTPサーバ上のモードを表すインスタンス変数を行しく
導入する必要がある気がします。
とりあえず、r25518のbinary=の方の修正はいったんrevertしておきます。
--
Shugo Maeda
=end
=begin
前田です。
2009年10月28日11:09 Shugo Maeda shugo@ruby-lang.org:
(1)の方針で行くなら、FTPサーバ上のモードを表すインスタンス変数を行しく
導入する必要がある気がします。
すみません、T-Codeのせいでありえないtypoをしてしまいました。
sub(/行しく/, "新しく")してください。
--
Shugo Maeda
=end
=begin
前田です。
2009年10月28日11:09 Shugo Maeda shugo@ruby-lang.org:
(1)の方針で行くなら、FTPサーバ上のモードを表すインスタンス変数を行しく
導入する必要がある気がします。
とりあえず、r25518のbinary=の方の修正はいったんrevertしておきます。
結局ログイン状態を表すインスタンス変数を導入して、@binaryのデフォルト値を
trueにしました。
login時に@binaryの値によって適切なTYPEコマンドを発行するようにしました。
--
Shugo Maeda
=end
- Status changed from Assigned to Closed
=begin
This issue was solved with changeset r25519.
Akira, thank you for reporting this issue.
Your contribution to Ruby is greatly appreciated.
May Ruby be with you.
=end
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