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Bug #4648

closed

lambda上のclass定義からのreturnでSEGV

Added by ktsj (Kazuki Tsujimoto) over 13 years ago. Updated over 13 years ago.

Status:
Closed
Target version:
ruby -v:
ruby 1.9.3dev (2011-05-05 trunk 31435) [x86_64-linux]
Backport:
[ruby-dev:43464]

Description

=begin
辻本といいます。

以下のコードでSEGVします。

$ ./miniruby -e '->{class A; return; end}.()'
-e:1: [BUG] Segmentation fault

returnの処理(vm_throw)は以下のようになっていますが:

(1) return先の走査中にclass定義用のフレームにあたったらその外側のフレームのlfpを利用して走査処理を続ける。(Bug #1018)
(2) return先の走査中にLAMBDAフレームにあたったら、有効なreturn(lambdaの内側からのreturn)かどうかを調べるために
return時点でのcfp->dfpをlfpまで辿っていく。

問題のコードでは、1.によりlfpが書き換えられたことで2.のdfpを辿る処理が終わらないため
SEGVするという流れになります。

1.の処理を行なった時点で有効なreturnであることの確認は出来ているので、
その場合は2.を行わずそのままLAMBDAフレームからreturnさせることで回避できます。
パッチを添付します。
=end


Files

return_from_class_frame.patch (1.56 KB) return_from_class_frame.patch ktsj (Kazuki Tsujimoto), 05/05/2011 02:02 PM
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