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Bug #4920
closedProcess.daemon()呼び出しによりタイマースレッドが2つ出来てしまう
Description
ささださんとakrさんが発見してくださったのですが、現在 trunkで
$ ./ruby -e 'Process.daemon(true,true); p Dir.entries("/proc/self/task")'
と実行すると、スレッドが3匹います(Linuxで実行してください)。何故かというと Process.daemon()
を契機にタイマースレッドが2つ出来てしまうからです。
原因は以下のコードです
static VALUE
proc_daemon(int argc, VALUE *argv)
{
VALUE nochdir, noclose;
int n;
rb_secure(2);
rb_scan_args(argc, argv, "02", &nochdir, &noclose);
prefork();
before_fork();
n = daemon(RTEST(nochdir), RTEST(noclose));
after_fork();
if (n < 0) rb_sys_fail("daemon");
return INT2FIX(n);
}¶
BSD以外の環境ではdaemon()はOSのdaemon(3)ではなく、rb_daemon()を使用し、
rb_daemonは内部的にrb_fork_err()を使用するため結果的に
before_fork();
before_fork();
fork();
after_fork();
after_fork();
という呼び出し順序になり、after_fork()のたびにタイマースレッドをつくるので合計2スレッド。
もちろん、1.9.2ではちゃんと動くのでこれはリグレッションです。
さすがに、これはダメだろうと思うので時期が時期だけに恐縮ですがターゲットを1.9.3に
設定させていただきます。
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